<< February 2011 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>

NS50Rのサスセッティングの考察

どうも、やまねです。

お久しぶりです。プライベートで色々と重なってしまい、ブログまで手が回らずに2週間ぶりの更新となってしまいました。
毎週更新が一度途切れてしまいましたが、あらためて毎週更新を続けます。

今週はNS50Rのサスセッティングについて考えてみようと思います。


自分はNS50Rのコーナリングについては「出来る限り早く向きを変えて、アクセルを開ける」という事だと思っています。
ものすごく基本的な事なんですが、NSR50よりグリップや車体剛性が無い分、ごまかしが効かないんです。NSR50であれば多少オーバースピードで突っ込んでも、寝かしてアクセルを開けるのを耐えれば曲がっちゃいます。そして、それが意外と速かったりします。

一方、NSでそれをやっちゃうと、寝かした瞬間にスリップダウンか大回りになって、タイムには結びつかないんですね。だからこそ、よりスパッと寝かして向きを変える必要があるのです。



そのためにどうすればいいか、という事です。


オーソドックスに考えれば「車高」を下げる。重心が下にあれば少ない力で傾けられるからです。

という事で車高を考えるのにリアサスの全長から決めていきましょう。






NS50R用リアサスの二つ。QJ-1とクワンタムです。
QJ-1:穴から穴で250mm
クワンタム:穴から穴で255mm

QJ-1の方が全長が短いんですね。ではQJ-1の方がいいのか、というと何とも言えません。
ここから先は自分の乗り比べた感想です。

全長はQJ-1の方が短いのですが、クワの方がストロークが長くて、イニシャルから沈み込みが大きく、走行してみるとクワの方が車高が低くなりました。特に桶川M字入り口の左(5コーナー〜6コーナー)にかけては今まで擦らなかった磁気センサーのステーが擦るようになりました。

ですので、全長だけでは車体の高さは決められないのですね。
実際に乗ってみた感じで決めていく必要があります。

で、自分が選んだのは、クワンタムでした。ストロークが長いせいなのか、ブレーキング時のリア伸びが長いせいなのか、わかりませんが、初期旋回がやりやすいからです。寝かしこんだ先や切り返しはどっちも変わりませんでした。もしかするとQJもバネを柔らかくして減衰を弄れば変わった結果になるかも知れません。

これでリアサスを決めて、次は減衰の強弱とFフォークですね。って季節がもう変わる。。。



リアサスメモ
クワンタム
バネ:ハイパコ500ポンド 
減衰:15戻し 
全長:穴から穴で255mm 


ちなみに桶川SLで真冬の1月セッティングです〜

ではまた ノシ

JUGEMテーマ:ロードレース(オートバイ)
 
【PR】高断熱ブラインドシェード
ファインビークルの中の人 * NS50R/NSR50 * 12:18 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

90年式NSR250RKのパーツをチェックしてみた

どうも、やまねです。

今週のブログアップがかなり遅れてしまい、失礼いたしました。
パソコンの入れ替えをしていたら色々と時間がかかってしまいました。
データ量が100GBクラスになると移動させるだけでも数時間レベル・・・


さて、今回はNSR250RKの各パーツをパーツリストから拾ってみて何が違うのか見てみようかと思います。

このパーツリストも非常にレアです。








シリンダヘッド
12210-KV3-830 → 12210-NH3-760
12220-KV3-830 → 12220-NH3-760

シリンダ
06121-KV3-830 → 12101-NH3-760

ケース
11000-KV3-832 → 11000-NH3-760

クランクシャフト
13000-KV3-830 → 13000-NH3-760

RCバルブ
06140-KV3-830
  ↓
14203-NH3-760
14204-NH3-760

キャブ
16100-KV3-831 → 06160-NH3-750

リードバルブ
14100-KV3-832 → 14100-NF5-750


ほかにもチャンバーやラジエター、フラホ、ACジェネ、Fキャリパ、Rマスタなども変わっているのですが、割愛します。何かの機会に紹介いたします。

面白い所ではRCバルブでしょうかね。左右で品番が違うのです。FとRで品番が分かれているのではなく、R,Lで分かれているのです。通常のNSR250では同じ品番なので、何かが違うのでしょう。
ここら辺はバラしてみないとわかりません。

クラッチ周りは同じ品番ですね。トランスミッションもNF5やNH3品番、KV3品番が混在しているのですが、これはギア比なので割愛しました。

AVガス仕様なので、RS250ともNSR250とも違う、相の子のようなエンジンですね。


ほかのところで面白い所はホイールぐらいでしょうか。

Fホイール
44600-NF5-750(3.5×17)

Rホイール
42650-NH3-305(4.5×17)

FホイールがRS250と同じものですが、微妙によくわからないんです。
2011年2月12日現在、F3キット用のNF品番のFホイールを在庫しているのですが、微妙に形状が違うのです。以下はRKのホイール。






ホイール中央の錘を取り付けるステーのような所の有無です。パーツリストの内部のイラストでは在庫しているホイールのようにステーが無い、のっぺらとしているのですが、これはステーがあります。なので、一瞬、純正SPのマグテックかと思ったんですが、パーツリストの表紙の画像を見る限りステーが付いているのです。

・・・不明です。どっちが本当のNF5品番のホイールなのでしょうか。改良が入る事もあるので、その差かも知れませんね。今後の宿題にします。

ではまた ノシ


JUGEMテーマ:ロードレース(オートバイ)
 
【PR】高断熱ブラインドシェード
ファインビークルの中の人 * 90年式 NSR250RK * 12:44 * comments(0) * trackbacks(0) * - -
このページの先頭へ